院長日記R8
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- 1月27日
- 読了時間: 15分
更新日:8月25日
8月25日(火)「秋の七草を求めて」
皆様は秋の七草をご存じでしょうか。
春の七草は七草がゆとされるように食べられますが、秋の七草は基本的に食べる草ではありません。
秋の七草は見て楽しむ観賞用の花で、元は万葉集で詠まれたものだそうです。
妻から聞きましたが、秋の七草は「お好きな服は?」の語呂合わせで覚えられます。
お:オミナエシ
す:ススキ
き:キキョウ
な:ナデシコ
ふ:フジバカマ
く:クズ
は:ハギ
昨年の夏の終わりから、この七草を求めて山などを歩いていました。
都会にいても見ることができるのは、ススキ、クズです。
この時期JR中央線や青梅線の車窓からは、線路わきにおびただしくはびこるクズの葉がみられますが、このクズはなかなか花を見ることができません。
ハギは都心近くの公園でも見ることができるかもしれません。
他の花は、高原や河原に行かないと見ることができないかと思います。
昨年からいつも行っている新潟県湯沢町あたりで探してみましたが七草はそろいませんでした。
そこで今月のお盆休みに群馬県中之条町にある中之条ガーデンズと花楽という、花に囲まれた庭園まで足を伸ばして秋の七草を探し、とうとう全部の花を写真に収めることができました。
それでは秋の七草の写真を載せてみます。


ひとつずつコメントを載せていきます。
・オミナエシ(中之条ガーデンズ)
小学生から若い頃、両親とよく行っていた長野県は八ヶ岳のふもとにある小海町の山中では道路わきにオミナエシやナデシコが咲いていました。
けれど、湯沢町で探しても見つけることができませんでした。
中之条ガーデンズの一角にはこのオミナエシが群生しており、黄色い粒状の花が風に揺れてとてもきれいでした。
・ススキ(北海道厚岸郡琵琶瀬木道)
空き地や土手、河原などどこでも見かけるススキです。
これが集まるとなかなか壮観で、有名なのは箱根の仙石原です。
あえてススキを撮ることがなかったので、自分のスマホに保存されている画像を探すとこの写真でした。
・キキョウ(湯沢町)
上記の小海町でも見ることができましたが、これは湯沢町の魚野川にかかる橋の上の植え込みで見つけたものです。
ここのキキョウは背丈が高くてたくさんの花をつけていました。
・ナデシコ(中之条ガーデンズ)
小海町ではよくみていましたが、なかなか見つけることができませんでした。
山の道路わきなどにみられるタカネナデシコや河原に見られるカワラナデシコが代表種のようです。
群生することなくひっそりと可憐に咲く花です。
・フジバカマ(花楽)
今一番この花を見ることが難しいのではないでしょうか。
現在は自生地が減っていて、絶滅危惧種や準絶滅危惧種になっているようです。
見つけるのに最後までかかりましたが、花楽の施設の人に聞くと施設のすぐ近くに咲いていると教えられようやく出会うことができました。
・クズ(湯沢町)
前述したように葉はいくらでも見られますが、花を見つけることが難しいです。
葉の間や、樹木に絡みついた頂上など目立たないところで咲くようです。
・ハギ(京都のお寺)
自宅近くにある井の頭公園あたりでも見ることができますが、写真を探すと京都のあるお寺で撮った写真によく写っていました。
最後に妻がアートワークで作った折り紙の秋の七草を載せます。
ここまで来ればどれがどの花かわかりますね・・。

7月26日(日)「灯火採集にライブ、おはなやさん開店」
先月冷夏の予感と書きましたが、東京では7月20日の海の日に梅雨明けが発表され、その後やはり猛暑となってしまいました。
そんな中、7月9日(木)に当院の建物(メディカル・ビーンズ)入り口横にお花屋さんが開店しました。

名前はズバリ「o花yasan」、お花屋さんになります。
福生市志茂に1号店があり、こちらは2号店になるということです。
1号店よりもこちらのほうが人通りが多いので、直接店にいらっしゃる方を期待されているようです。
さて、この夏も7月に3回灯火採集に行ってきました。
目的は例年通り大型のミヤマクワガタでしたが、今年はあたりでした。
1回目が新潟県、2回目が山梨県、3回目が群馬県の某所になります。
それぞれそこそこの曇り空で条件が良く、1回目が13匹、2回目が11匹、3回目が13匹のクワガタたちが飛来しました。
1回目では62mm、2回目に61mm、そしい3回目では夢の70mm越えではなかったものの68mmの大型のオスが飛来しました。

写真を載せましたが、60mmを超えるとなかなかいい型になります。
それぞれの個体には特徴があって、61mmは細身ですが大あごが大きい、62mmはずんぐりしてとくに大あごを含む頭部分が大きく、68mmはバランスとの取れた感じでした。
今年はそれぞれ成果があったので、また来年ということにしました。
さて、この日記で何回も載せている「しろうたカフェ」さんでのライブに、7月12日(日)に出演してきました。
新しい自作の歌も配信したかったので、今回もYouTubeにアップしてみました。
6曲の中の、1.2.5.6曲目が新たなアップになります。
リンク先はこちらになります。(https://youtu.be/wT9jPWwai60)
よかったらご覧になってください。
6月24日(水)「冷夏の予感と追想」
夏至も過ぎたというのに、昨夜は窓を開けておくと寒かったので閉めたほどでした。
6月に入ってから昨日までの真夏日(最高気温30℃以上)は2日間だけで、このままでいくと10年ぶりの涼しい6月になるかもしれません(図)。

今年は6月3日に本州の南岸を台風6号が抜けてから涼しくなりました。
よく冬に南岸低気圧が来ると東京でも雪が降ることがあるのと同様、北からの涼しい風を引き込んだようです。
今週後半には台風8号、7号が相次いでまた本州南岸を通過する予報となっており、しばらくは気温の低い日が多くなりそうです。
5月に気象庁から発表された6月から8月の3か月予報では、平均気温は高いとされていて日本列島全体が真っ赤に染まっていました(図)。

ところが、少なくとも6月は外れということになりそうです。
そして本日気象庁から7.8月の予報が発表されましたが、7月と8月は太平洋高気圧が勢力を強める見込みで、平均気温は、▽東日本と西日本、沖縄・奄美では「高い」、▽北日本でも「平年並みか高い」と見込まれています。
本当でしょうか?
ここ数年以上地球温暖化のせいか、夏は猛暑ばかりです。
気温は高いと予測しておけば間違いないだろうという気がして、気温が高いという長期予報を見るたびにうんざりしているのは私だけではないような気がします。
今年はエルニーニョ現象が発生しているということです。
少し前まではエルニーニョが生じると冷夏になると言われていました。
ところが近年ではスーパーエルニーニョといってむしろ猛暑になるとされています。
この6月までの傾向を見る限り、この夏は猛暑にはならず冷夏傾向になるのではないかと感じていますが、果たしてどうでしょうか。
結果は8月終わりにわかることになりますが、私としては涼しい夏を期待して冷夏になるほうにかけてみたく思います。
さて、冷夏といえば平成5年(1993年)の夏が思い出されます。
その年の7月から9月の3か月間は大学病院からの出向として、横浜市戸塚区にある国立横浜病院(現横浜医療センター)で勤務していました。
たった3か月でしたが、同病院の官舎で生活をしました。
ぼろいアパート風の建物の1階でしたが、肌寒い小雨の降るような日々が続きました。
蝉もこの寒さの中、鳴き声は弱々しいものでした。
すると部屋の畳にカビが発生するとともに、いろいろなものにカビが生えました。
驚いたのは冷蔵庫に入れてあった醤油のさし口にもカビが生えました。
そこで、台所の流しの下の収納においてあった醤油の瓶を出すと、なんとその瓶の口にもカビが生えていて閉口したものです。
カビと同居していたような日々でした。
歩き始めて間もない長男がいたこともあって、印象深い寒い夏でした。
この年の冷夏はひどくて米が不作となり、「平成の米騒動」が起きました。
国産の米では需要を満たすことができず、海外からのタイ米輸入などでしのぐことになりました。
細長い形をしたタイ米はお世辞にもうまいとは言えませんでした。
今年はそこまでの冷夏にはならないと思いますが、果たしてどうなるでしょうか?
5月26日(火)「福生近辺蛍4選」
梅雨も間近となり、ことしも蛍の季節がやってまいりました。
この近辺ですと6月の初めから夏至あたりまでがピークになるかと思います。
ネットを見ていると、いろいろな・・・4選などが紹介されているので、今回は福生市近辺で見られる蛍4選をご紹介いたします。
1)福生ほたる祭
福生市では毎年玉川上水の支流が流れるほたる公園で福生ほたる祭が開催されます。
例年は6月の開催でしたが、今年は5月31日、今度の土曜日となります。
当日はほたる公園での蛍観賞の他、近くの福生第三中学校で地元中学校・高校吹奏楽部による演奏や、フラダンス、和太鼓演奏などが披露され、出店も出店されます。
今年はほたる公園での鑑賞に整理券が必要という案内があります。
基本的には養殖のホタルなのですが、おそらく一部野生化したホタルもいるのではないでしょうか。
というのは、ほたる公園付近の玉川上水でもホタルの飛翔が見られるからです。
数は多くありませんが、蛍を見たいという方は玉川上水にかかる橋からでも鑑賞してみてください。

2)秋川グリーンスポーツ公園(あきる野市乙津511)付近の小川
ここ牛浜からですと車で15分ぐらいで行くことができます。
それほど自然が豊かと言うことができます。
ここで蛍が見られるということで3回ほど見に行ったことがあります。
やはり数は多くありませんが、ここの蛍は天然です。
公園に車を停めて道路沿いの小川を進んでいくと蛍が見られます。
3)つるつる温泉近くの平井川流域
日の出町大久野に、アルカリ成分が強く浸かると肌がつるつるするというつるつる温泉があります。
そこへ向かう道に沿って平井川が流れており、そこでも天然の蛍を見ることができます。
やはり数は多くありませんが、温泉に行った帰りなどに眺めてみるのはいかがでしょうか。
4)横沢入(あきる野市横沢)
電車ですと五日市線武蔵増戸駅が最寄りとなりますが、横沢入は7つの谷戸(谷状の地形)からなる里山で、雑木林、池・湿地、水田などからなり、東京都の里山保全地域に指定されているそうです。
大変のどかな感じのところですが、ここに天然蛍が生息していて比較的多くの蛍が見られます。
福生からですと車で40分ぐらいかかるかもしれませんが、蛍を本格的に鑑賞されたい方にはお勧めの場所になります。
4月25日(土)「医学雑誌「日本臨牀」特集―慢性上咽頭炎―の分担執筆をしました」
「日本臨牀」という医学雑誌があり、2021年にも“病巣疾患”の特集で慢性上咽頭炎と頭痛・めまいとの関連記事を書いたことがあります。
当時と今回も、病巣疾患研究会理事長の堀田治先生が監修されました。
昨年末ごろ堀田先生から「慢性上咽頭炎の歴史と変遷」、「慢性上咽頭炎の治療成績」についての執筆依頼をいただきました。
自分にとってはある意味得意分野でしたので、喜んでお引き受けしました。
その他の分野についても、それぞれに精通された先生方が執筆され、この4月に慢性上咽頭炎の特集号として発刊されました。
今は他の先生方の記事を読んでいて、改めて勉強させていただくとともに、各先生型の記事のレベルの高さに感銘を受けています。
果たして自分の書いた記事が相応しいものだったか、少し気になっています。
私が慢性上咽頭炎に向き合い始めたのは、今からもう30年ぐらい前で、1999年にその内視鏡所見による重症度評価や治療成績に関する論文を書いています。
堀田先生などによって慢性上咽頭炎が再び脚光を浴びるようになったのはここ15年ぐらい前からになります。
その頃から私も慢性上咽頭炎に関する学会・研究会発表や論文執筆をしてきました。
慢性上咽頭炎に対する上咽頭擦過療法EATの検証、普及活動を行なっている上咽頭炎擦過療法検討委員会のメンバーをさせていただいています。
昨年4月には「慢性上咽頭炎をよくするEATの本」という著書を出版しました。
そんな流れもあって今回堀田先生から分担執筆のご依頼をいただきました。
この十数年ほど慢性上咽頭炎に向き合って活動してきましたが、自分のネタも一段落したので学会・研究会発表や論文執筆に関してはひと休みと考えています。
また新たに取り組む課題等に直面したら、前に進むことができればと思っています。

3月24日(火)「はなむけの言葉」
3月7日に二男の結婚式・披露宴が行われました。
新郎の父としては最後のほうで親族を代表して御礼の挨拶をするわけですが、二人に向けて自作の「はなむけの言葉」という曲を昨年2月に作ってありました。
挨拶ではそんな話も入れようと思っていました。
式の2日前に家族で食事に行った際に「その話をするのなら歌ったらいいじゃん」、ということになり歌うことを決断しました。
式の前日になって会場に相談すると対応可能ということで、ギターを持って式場に行き、披露宴会場のそでに隠すように置き、サプライズの形で弾き語りをしました。
そして何とか無事にスピーチと歌を終わらせることができました。

そんな演出もあってか、二男の元同僚だった女性が号泣していた動画が後になって送られてきました。
改めて、歌の力ってすごいなと思いました。
もともと緊張しやすいので、人前で喋ったりましてや歌ったりすることは難しかったのですが、当院のフロアにしろうたカフェさんができて、そこでのライブに何度か出させてもらったのでだいぶ慣れていました。
さらにしろうたカフェのマスターに曲を提供したもらったことがきっかけで、若いころに何曲か作ったことがあったのですが自作の曲を再び作るようになりました。
そんな中で生まれた「はなむけの言葉」なので、しろうたカフェさんそしてマスターの存在なしにはこのような機会はなかったので大変感謝をしています。
3月29日には、前にもこの日記で載せたStar☆Dustさん主催のライブに出演するので、「はなむけの言葉」も披露します。
ライブの模様をYouTubeに上げました(R6.4.5)。
「はなむけの言葉」は4曲目になります。
ご視聴はこちらまで。

2月11日(水)「2月9日朝は記録的は寒さでした」
今シーズン一番という強い寒気に覆われ2月7日(土)の診療中、昼前から雪が降り始めて屋根などが少し白くなりましたが、夜には溶けてなくなっていました。
2月8日(日)には東京23区内でも5cmの降雪量が予想されていましたが、この時点でそんなに降るとは思っていませんでした。
というのは、東京を含む関東地方で大雪となるのは発達した南岸低気圧が通過するパターンであり、今回はそうではなく北からの寒気がぶつかり合って雪雲が発生するためということだったからです。
しかし前日深夜から降り始めた雪で朝方外は雪化粧をしていて、むしろそのあと昼前にかけて本降りの雪となり、自宅(吉祥寺)付近では8cmぐらい積もりました。
午後に井の頭公園に行った時の写真です。

木々は雪化粧してきれいでしたし、早咲きの河津桜に雪が積もっていました。
この雪が降っていた時の気温を見ると-2度程度とかなりの低温でした。
東京で雪が降るときは氷点下になることはあまりなくて、湿っぽい落下速度の速い雪のことが多いのですが、今回はフワフワと舞うさらさらの雪でした。
これもいつもの東京の雪とは異なっていました。
そして驚いたのが翌朝2月9日の気温でした。
だいぶ冷えたなと思って7時ごろ情報を見ると、その時点で府中で-5.0度、青梅では-8.5度になっていました。
あまりの低温に目を疑ったのですが、後になって青梅、府中、八王子では観測史上記録となる最低気温だったことがわかりました(写真)。

なんと青梅では最低気温が-10.3度でした。
府中でも-8.6度ということで、驚くべき最低気温でした。
よく北関東のほうで冬の最低気温が-5~-6度になるのを見ていましたが、それよりもはるかに低い温度でした。
水道管の凍結や破裂などの事例もあったのではないかと思いますが、いかがでしたでしょうか。
箱根のほうでは水道管の凍結で断水になったというニュースが流れていました。
さらに雪の降った8日(日)は宇都宮で最高気温が0度未満となる「真冬日」を29年ぶりに観測したということでした。
9日(月)新聞朝刊の記録を載せておきます。

この日の青梅の最高気温は0度ちょうどで、0度未満ではなかったので「真冬日」にはならなかったそうです(惜しい!)。
研修医だったもう25年以上前に宇都宮にいた時、冬の宇都宮はとても寒かったです。
病院を出て、敷地内にある官舎に戻るときの寒さが堪えました。
当時の部長先生が「宇都宮では真冬日になることがあった」と言っていて信じられなかったのですが、本当だったことが今更ながらわかりました。
それにしても、温暖化が問題となっているこの時代に観測史上最低の気温を更新するとは思ってもいませんでした。
多分、都内においては生涯でもっとも寒い日を経験したのだと思っています。
1月27日(火)「EATのメンバーと新年会をしました」
年明けからは暖冬気味でしたが、寒の入りとともに厳しい寒さとなっています。
昨年の終盤は患者さんの数が少なめで受診控えなのかな?と思っていましたが、新年あけてからは例年通りの数に戻った感じです。
スギ花粉の飛散開始はまだですが、花粉症の投薬を希望して来院される患者さんもけっこういらしています。
花粉は必ず飛散しますし、そうするとかなり混雑するので今のうちに投薬を受けて備えておいた方がいいとは思います。
先週の土曜日(1月24日)、EAT(上咽頭擦過療法)検討委員会の委員でもある茂木立学先生、伊藤宏文先生と会食をしました。
現在AIを用いての慢性上咽頭炎内視鏡所見評価を研究されている茂木立先生のお誘いでした。
内視鏡所見の評価について、少しお手伝いしていたからです。
茂木立先生、伊藤先生ともEATに関連する論文、それも英文の論文を次々と執筆なさっていて、とても足元にも及びませんし、おふたりの話にはついていけない部分もありましたが、お陰様でおいしい料理とお酒を堪能し、いろいろなEAT談義をしてきました。
その時の写真を貼っておきます(左から伊藤先生、私、茂木立先生)。






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