院長日記R7
- ohnoentclinic
- 1月26日
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更新日:3 日前
8月28日(木)「この夏の思い出」
この夏も大変暑くなりました。
東京は昨日まで猛暑日が続き、年間の連続猛暑日(10日間)と猛暑日日数(23日)ともに更新したということです。
また今週末から猛暑が予想されているので、猛暑日日数はさらに記録更新が続くようです。
長期予報を見ても、平年より暑いとか秋の訪れは遅いとかそんな予報ばかりで嫌気がさします。
さてそんな今年の夏でしたが、とくにお盆休みは長くとることができたので少しゆっくりとしてきました。
少し夏の日々を振り返ってみます。
昨年8月にも書いた夏の風物詩のクワガタですが、今年は3回ほど灯火採集をやってみましたが、結果は今一つでした。
7月の半ばに新たな場所で灯火採集をしたところ、一応ミヤマクワガタオス4匹とメス3匹が飛来しましたが、大物は来ませんでした。
お盆の時に逃がした時の写真になります。

花火を見るのは好きなのですが、昨年はことごとく見る機会に恵まれず一度も花火大会会場には行かれませんでした。
そこで今年は7月26日に開催された、新潟県柏崎市のぎおん祭り海の花火大会に行ってきました。
これまで3回ほどこの柏崎での花火大会に行きましたが、最後に行ったのが2014年だったのでなんと11年ぶりでした。
事前に同大会の有料観覧席を申し込んだものの抽選には外れてしまいました。
以前に行ったときは海岸の砂浜で見ており、駐車場を申し込み順(早い者勝ち)で確保することができたので行ってみました。
やはりとても暑い日でしたが、駐車場から歩いて海岸に出てみると砂浜のほうはごった返してはいなくてゆとりがありました。
柏崎の花火はとても素晴らしく、横並び5列で上がったり、東京では見られない大きな尺玉の連発や3尺玉の打ち上げもあります。
また海を利用しての水中花火が見られます
花火を水平方向に発射すると、海面にバウンドして海面上で花が開きます。
海面上と夜空両方に開く花火は見ごたえがありました。

お盆休みには新潟県の津南町で開催されていたひまわり広場に行ってみました。
きれいに咲きそろっていて、この日は地元新潟の放送局(NST)が取材に来ていて放送で流れましたが、後日NHKでもその様子が紹介されていました。

別の日には魚沼平野を見下ろす魚沼スカイラインをドライブしてみました。
展望台からはこのように魚沼産コシヒカリが植わっている田んぼの広がる平野の様子が一望できます。

ドライブ中に窓から何か飛び込んできたと思ったらオニヤンマでした。
飛び込んで来た時に驚いて振り払うと、たまたま車のドアの取っ手のところにはまっていたのです。
それを捕まえて写真を撮りました。

このあとこのオニヤンマは元気に飛び去って行きました。
こんな夏の思い出の写真たちでした。
7月22日(火)「ライブに同窓会に」
いよいよ暑くなっていくこの7月は、自分にとっては1年の中でもピークと感じる好きな月です。
ただ、今年は日曜日ごとに予定が詰まっていてなんとかこなしてきたという感じです。
7月6日は中学・高校の同級生と茨城へゴルフに行ってきました。
今年は梅雨明け前から猛暑になっていて、この日もかなり暑くなりました。
ゴルフよりも熱中症にならないよう、そして翌日からの診療に影響が出ないように対策する方が重点でした。
今は「クーラーカート」といって、ゴルフカート各席の前上方に冷風の出るファンのついているのがあるんですね。
さらにコース乗り入れ可の差額も払ってラウンドをしました。
同級のふたりには申し訳なかったのですが、それでも暑くてハーフで上がらせてもらいました。
7月13日には、今回で3回目となる当院と同じフロアにある「しろうたカフェ」さんでのライブに出演してきました。
昨年12月の本欄にも載せた、音楽ユニットのスター☆ダストさんからのオファーによる30分のライブです。

1曲目はスター☆ダストの睦美さんからリクエストされた、徳永英明の曲としました。
『最後の言い訳』という強烈な失恋ソングなのですが、まだ若いころにカラオケでよく歌っていたのでその曲にしました。
原曲はバックのピアノが印象的だったので、ピアノをお弾きになる睦美さんにバックのキーボード演奏をお願いしました。
2曲目、3曲目は以前のライブでもやった曲を、しろうたカフェマスターにギターのバックに入っていただきました。
4、5曲目はこのライブのために新たに作ったオリジナル曲で、海と山の曲です。
海の曲である「海に行こうよ」は、マスターにコードを修正してアレンジをしてもらいました。
山の曲である「癒しのひととき」もバックに入っていただきました。
6曲目は22歳の頃に作った「真実(ほんとう)の愛」という曲です。
当日の模様はYouTubeにアップしましたので、よろしければご視聴ください→こちら
4.5.6曲目のオリジナル曲は初の公開になります。
そしてこの連休中の7月20日には札幌で行われた大学の同窓会に行ってきました。
ゴルフ好きの同窓生が、ゴルフをやるなら行くと言っていたのでつきあう形でした。
苫小牧市にあるゴルフ場で、当日の同窓会前にラウンドしてきました。
やはり熱中症や体力の心配がありましたが、この日はそれほど暑くなく疲れましたが無事に回ることができました。
なおゴルフのスコアに関しては、恥ずかしくてとてもお出しできるような結果ではないので触れません・・。
また秋にもこの同窓生らとやろうということになっているので、ゴルフのできる体力をつけてできれば今回よりもよいスコアで回りたいと思います。
ゴルフの後に札幌へ向かい1時間の遅刻で同窓会に行ってきました。
同窓生それぞれの活躍には励まされるものがありました。
8月は少しゆっくりしたいのですが、9月の学会や研究会の準備をしなければなりません。
休みつつ、ノルマもこなしていきたく思います。
6月24日(火)「電子カルテ更新と電子処方箋」
6月15日の日曜日に、当院の電子カルテシステム一式を更新しました。
電子カルテも一般のパソコンと同様に年数が経つといろいろ不具合が発生してきますし、業者の保証期間も5年で切れてしまいます。
保証期間内であれば、たとえばモニターの不具合が生じても代替品に差し替えて無償で修理してくれます。
けれどもその期間を過ぎてしまうと実費での修理になります。
電子カルテ業者は、5年ぐらいで買い替なさいというスタンスのようです。
システムもこれまではWindow10でしたが、今回からWindows11に変わりました。
電子カルテのソフト自体は変わりないので使い勝手はほとんど同じであり、この点は助かっています。
古い電子カルテは1番目の患者さんのカルテを開くのに時間がけっこう(1分近く)かかったり、次の患者さんのカルテを開くにも少しタイムラグがありました。
新しい電子カルテではこれらの時間が短縮され、ストレス減につながっています。
PC本体だけはなく、マウスやキーボード、プリンターも刷新されました。
自分が使っていたキーボードは、キーのアルファベットが一部見えなくなっていましたし、プリンターは時々紙詰まりを起こして悩まされていました。
これらが解消されて少し気分よく診療にあたることができています。
これに併せて電子処方箋が発行できるようになりました。
すでに電子処方箋システムの導入はすんでいて、当院では引換番号付処方箋を発行しています。
けれども紙の処方箋なしでマイナンバーカードだけで調剤薬局からの処方できるようにするためには、HPKIカード(医師資格証)というものが必要です。
しかしカードに組み込まれるICチップの部材不足等の理由で、なかなか手元に届きません。
代わりにHPKIセカンド電子証明書という、要は紙のカードが発行されて届いていました。
これでは電子処方箋を発行することができなかったのです。
この度、電子カルテ更新作業に伴い、『カードレス署名』というものが使えるようになりました。
これはHPKIカードがなくても、医師自身のマイナンバーカードとパスワードやスマホの生体認証(指紋や顔認証)で電子処方箋の発行ができるようにするものです。
当院では6月20日からスマホの生体認証を利用して電子処方箋の発行が可能となりました。
掲示も出しましたが、まだ希望される患者さんがいらっしゃらないので、現時点で電子処方箋の発行数は0です。
電子処方箋では、本来は紙の処方箋なしで マイナンバーカードだけを調剤薬局にもっていけば処方が受けられるシステムなのですが、まだ運用を開始して間もないので「処方内容(控え)」という紙を患者さんに渡すことになっています。
結局、全然ペーパレスではなく「腰抜け」の状況です。
紙やカード型の保険証が使えなくなってマイナンバーカードだけの運用になるのと同じで、電子処方箋のシステムを進めようと厚労省は躍起になっていますが、実情現場では今ひとつついて行かれていないのが現状です。
5月21日(日)「ネブライザー室椅子交換と書籍紹介動画」
ネブライザー処置を受ける時には、開業以来使っていて丸椅子(写真)を用いていました。

ところが先日、ご高齢男性がネブライザーを受けようとして座った時に、そのまま後方へ転倒してしまいました。
その物音で気づきましたが、幸いお怪我はありませんでした。
そこで、背もたれの付いた椅子をモノタロウで見つけ購入しました。

このように背もたれ付きで、座面はカラフルです。
これでこのような転倒事故予防になりましたが、同時に患者さんをご案内するときに、「オレンジの椅子にお座りください」など色で示すこともできるようになりました。
さて、先月発売となった書籍「慢性上咽頭炎をよくするEATの本」ですが、この度案内動画を作成してみました。
ご視聴はこちらでできます。
少し前に当院と同じフロアの「しろうたカフェ」さんで行ったライブの様子の動画を作成したことがあったので、今回は比較的スムーズに作ることができました。
よろしければご覧ください。
4月27日(日)「慢性上咽頭炎をよくするEATの本その後」
先月の記事、自著「慢性上咽頭炎をよくするEATの本」発売後についてのお話です。
本書の発売は4月3日ですが、3月31日には医院にどさっと買取分の書籍が届きました。
さっそく普段お世話になっているEAT(上咽頭擦過療法)関連や近隣の先生方には郵送し、本書内の「患者様の声」にご意見・ご感想を書いていただいた患者さんや、知り合いの方々に本を謹呈として差し上げました。
関係各位からはありがたいお言葉を多くいただきました。
この場で御礼申し上げます。
発売元の三和書籍による広報活動のおかげで、Amazon、Yahooショッピング、楽天ブックスやネット各販売書店等のネット通販に掲載され、一般の書店の健康関連本コーナーでも発売されました。
Amazonでは売れ筋ランキングを見ることができますが、医学書の“耳鼻咽喉科・頭頸部外科学”のカテゴリーでは、4月16日に第3位になっていました。

このAmazonのランキングは1日の中でも何度も更新されて変動が激しいので、そんな時もあったということです。
三和書籍でお世話になった小川さんからは、発売後新聞広告への掲載もすると伺っていましたが、昨日の4月26日(土)朝日新聞に掲載されました。
小さい広告でしたが、新聞に自分の名前が載るのは医師国家試験合格者一覧以来になると思います。
本書が売れることよりも、慢性上咽頭炎という疾患概念とEATが広まることに貢献できることを期待しています。


3月30日(日)「著書:慢性上咽頭炎をよくするEATの本が発売されます」
この度、2025年4月に私の著書「慢性上咽頭炎をよくするEATの本(三和書籍)」が発売となりました。
慢性上咽頭炎に関する論文はいくつか書いてきましたが、一般向けの著書は初めてになります。

慢性上咽頭炎に関する一般向けの書籍としては、日本病巣疾患研究会理事長の堀田修先生が数多く執筆されています。
私も長年EAT(上咽頭擦過療法)を行ってきていますが、堀田先生は内科医でいらっしゃるので、耳鼻咽喉科医として少し別の角度からの書籍を執筆できればと思っていました。
本書の執筆にあたっては町田市で開業されており、慢性上咽頭炎だけでなく音声関連や耳管開放症など多くの著書を執筆されているはぎの耳鼻咽喉科の萩野仁志先生に相談してみました。
そこで、萩野先生の書籍出版にも携わった三和書籍の小川潤二さんを紹介していただきました。
最初に小川さんと面談したのは昨年6月でした。
当初本の執筆について相談したところ、医家向けの専門書がいいのではないかと言われましたが、自分の希望として一般の読者を対象とした書籍を書きたいという意向を伝えました。
一般向けになると、ライターに内容を伝えて執筆をお願いするという慣行もあるようですが、とりあえず自分で書いてみるということになりました。
原稿のイラストは、現在美術大学大学院生である娘の奈津子に頼むことにしました。
その翌日小川さんの社内で出版に関する会議があり、この話は採用になったと伝えられました。
それから実際に執筆を開始しました。
書籍には実際に当院でEATを行った患者さんの実例を多く載せています。
「患者様の声」という章では、EATを受けられたご感想やご意見を患者さんに書いていただき、ほぼそのまま載せました。
快く引き受けていただき、ご協力いただいた患者さんには感謝しております。
小川さんと最初に面談してから約3か月後の9月に原稿を送りました。
小川さんからは書籍のボリュームからして12万字ぐらいの量を示されたのですが、仕上がった原稿はその半分ぐらいの文字数となっていました。
あとで肉付けすることもできるかと思っていましたが、結局ほぼこの原案の原稿のまま進むことになりました。
耳鼻咽喉科医の立場から、鼻咽腔内視鏡写真を多く載せ、その解説を加えました。
その後しばらく連絡が途絶えていて、内心ぽしゃったのかな・・と思い始めていた約2か月後の11月に、突然書籍の書式として仕上がった原稿が送られてきました。
それからは原稿の編集や修正作業を何度かメールでやり取りしながら進めて今回の書籍出版に至りました。
文字数が少ない分製本された本の文字は大きめであり、結果的に読みやすく仕上がったかと思います。
本書籍はYahoo!ショッピングや楽天ブックス等のネット販売でも購入することができます。
今後一般の書店でも販売されるのではないかと思います。
当院内では割引価格で購入していただけますので、もしよろしければ手に取って読んでいただけると嬉しく思います。
2月25日(火)「高齢者の声帯委縮対策としてのストロー発声法」
診療を行っていると、とくに高齢者で声がかすれてきた、大きな声が出なくなった、むせやすくなったなどの症状で受診される患者さんがいらっしゃいます。
声を出す声帯も、年齢とともにやせてくる(萎縮してくる)現象が起こりやすくなります。
声帯が委縮すると声帯の閉じが悪くなるため、発声時にも声帯の間に隙間ができたりします。
ここで正常の声帯と声帯委縮の内視鏡写真を示します。

左の正常例の場合、声帯には厚みがありますが、右の声帯委縮例の場合は声帯の厚みがなく、凹型となっています。
声帯は肺へと通じる気管の入口にあたります。
飲み物を飲むときなどは声帯が閉じて気管への流入を防いでいますが、声帯の閉じが悪いと気管内に入ってしまいむせるといった症状になります。
この状態が悪化すると、高齢者の死因上位ある誤嚥性肺炎を起こしてしまう可能性があります。
また、力を入れて物を持ち上げるなどの時は、声帯を閉めることで筋力を最大限に発揮します。
声帯から空気が抜けると、力が入らなくなってしまうのです。
喉の衰えを簡単にチェックすることができます。
最長発声時間と言われるもので、出しやすい声の高さと大きさで、できるだけ長く「あー」と発声します。
平均値は成人男性30秒、成人女性20秒です。
男性14秒以下、女性9秒以下で異常とされています。
声帯の筋肉は身体の筋肉と同様に、使わないとやせ細って(萎縮して)しまいます。
声帯を使うこと、つまり大きな声で喋ったり、歌を歌ったりすることは予防になります。
たとえば歌手の小田和正さんは80歳近くになるのに、若い頃と同様にきれいな高音で歌われていますね。
ご本人が歌手活動を続けていることについて、「まだ声が出るから」と話していたのを見たことがあります。
これは普段から歌って声帯が鍛えられているかだと思います。
これまで患者さんには大きな声を出したり、歌ったりするよう促していましたが、現実問題として大声を出すことは家庭内や近隣への迷惑にもなりえます。
そこで昨年11月14日にNHKで放送された「あしたが変わるトリセツショー」という番組で声帯委縮に効くストロー発声法というのを紹介していました。
この方法ですと、大きな声は出ないので周りの迷惑を気にする必要はありません。
ストロー発声法のやり方
1. ペットボトルなどに水を入れ、そこにストローをさしてブクブクと吹きながら「う~~」と発声します。
2. これを5秒間×10回を1日3セット行います。
3. まずは出しやすい声の高さで行いますが、慣れてきたらいろいろな高さの声を出してみましょう。高い声を出す筋肉と、低い声を出す筋肉は異なるので、声帯周りの筋肉をバランスよくしっかりと鍛えることができます。
4. さらにブクブクと吹きながら歌を歌ってみるのも効果的です(チューリップの歌やよろこびの歌などいろいろやってみてください)。
以下は補足です。
・ストローの太さについて:ストローは細いほど効果があるとされていますが、細くなるほど難しいため最初は太めのストローから始めてみて、慣れてきたら細いストローでもやってみましょう。
・ストローを水に入れる深さについて:ストローを水の中に深く入れるほどより負荷がかかります。最初はストローを水面から2-3cmほど入れたところで声を出してみましょう。
・慣れてきたら:ストローを少しずつ深く入れたところで声を出してみます。例えば水面から5cm入れて5秒間、さらに10cm入れて10秒間声を出し続けるなどしてみてください。
・血圧が上がったりすることもあるので、あまり負荷をかけすぎないように注意してください。

普段からしっかりとした声で喋ったり、歌ったりすることも効果があります。
是非参考になさってください。
1月26日(日)「東京都スギ花粉飛散開始はフライングです。意外にも寒かった屋久島の話題と」
今春のスギ花粉は、東京都で観測史上最も早く1月8日に飛散が開始したと報じられました。
テレビでは、ニュースキャスターなどがすでに鼻がムズムズしたり眼がかゆいなどと言っていたり、街中のインタビューでも症状が出始めた人などを報道しています。
早めの花粉対策をと報じています。
けれど、この1月8日の「東京都スギ花粉飛散開始」は明らかにフライングです。
東京都のスギ花粉観測結果は東京都保健医療局の「東京都の花粉情報|東京都アレルギー情報navi.」というHPで確認することができます。
まずは昨年2月の観測結果を見てみます。

花粉飛散は、花粉の観測値1個以上の飛散が2日連続した場合に飛散開始と定義されています。
昨年の場合は赤い四角で囲ったように、2月9日と10日に、青梅、多摩、立川で1個以上の花粉が観測されたため、2月9日が飛散開始日となっています。
その後花粉飛散数は徐々に増えて、2月15日には青梅で287.7個とかなりの数が飛散しています。
つまり、飛散開始日当初の花粉飛散数は少ないのですが、1週間ぐらいして一気に増えるというのが通例です。
それでは今年の観測結果を見てみます。

今年は太田区で1月8日に1.2個、1月9日に1.9個の花粉のが観測されました。
そのため、1月8日が「東京都スギ花粉飛散開始」とされたわけです。
しかし・・・、その後の飛散数をご覧ください。
ほぼ0.0で埋められていますね。
飛散開始したのであれば徐々に増えて、1週間後の1月15日ぐらいには多く飛散しているはずです。
つまり“フライング”です。
おそらく今年も2月10日ぐらいが「本当の東京都スギ花粉飛散開始」だと予想しています。
この東京都保健医療局のHPはどなたでも閲覧できますので、是非ご参照いただいて花粉対策にお役立ていただければと思います。
花粉症に対する薬(抗ヒスタミン剤)の服用は早く始めたほうがいい、としばらく前には言われていましたが、最近の抗ヒスタミン剤は割と早く効果を現します。
したがって真の花粉飛散開始ぐらいに服用を開始すれば大丈夫です。
現在でもまだ症状がなくて花粉症でいらした患者さんには、2月に入って鼻がグスグス始まってからで大丈夫ですよ、お話ししています。
一方でこのようにスギ花粉の飛散がほとんどないのに症状のある方は、ハウスダストやダニなど通年性と言われるアレルギーをお持ちか、1月から飛散が開始するとされているハンノキなどに反応している可能性があります。
採血をすると原因がはっきりするので、ご希望の方は検査をされるといいかと思います。
話は変わって、1月の連休に世界遺産の屋久島に行ってきました。
もう30年ぐらい前に石垣島で3か月ほど暮らしたことがあり、屋久島も南国の島というイメージで行ってみたのですが、本州と変わらないぐらい寒かったです。
屋久島は周囲約130kmあり、島には九州本島を含む九州地方で1位から8位までを占める高山があります。
海から山がそびえたつような島です。
これに対して屋久島から見えていた種子島は平坦な島で、隣に位置するのにその違いには驚かされました。
島の北側と南側では気候もかなり違うということで、冬だと北のほうは寒くて天気が悪くても南のほうは暖かかったりするそうです。
行ってみると、高い山には雪の積もっているのが見えました。
滞在中に屋久島一周ウルトラECOマラニックというマラソン大会が開催されていたのですが、気温6度の中大雨が降っていたり、時には雹が降ったりの天気で、低体温症になってしまったランナーが続出してしまったようです。
屋久島観光の目玉は縄文杉を含む屋久杉を巡るコースなのですが、この雪で道路が通行止めになってしまい、これらの観光地を巡るコースには行かれず、島を周遊する道路沿いを見て回りました。
最終日には白谷雲水峡という観光地への道路が開通して行ってきましたが、雪が残っていました。
順に屋久島にいたヤクシカ、ヤクザル(寒くて固まっている猿団子)、島の海の風景(永田浜:夏にはウミガメが産卵に来ます、クリスタル岬、枕状溶岩)、そして白谷雲水峡登山道の雪景色を載せておきます。






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