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執筆者の写真ohnoentclinic

院長日記H26

更新日:2022年10月1日

12月19日(金)「雪国の除雪」

一昨日は数年に一度という『爆弾低気圧』が急速に発達して、日本列島は非常に強い冬型の気圧配置となり、各地に影響を及ぼしました。 その前の寒波の時、12月14日に越後湯沢に行って来ました。 目的は、免許を取って間もない息子に雪道運転を練習させることだったのですが、大雪のため練習ではなくいきなり本番となってしまいました。 越後湯沢駅周辺の様子です。


車の上にもう一台車? というほどの凄まじい積雪です
















越後湯沢駅前通り(駅東側)












国道には除雪車がたくさん出て、除雪を繰り返していました。

湯沢市街地は道路の消雪装置のため除雪されています。 このように、メインの道路はこの大雪でも通ることができます。 今年の2月のように、雪対策が手薄な東京で大雪が降るとどうしようもありません。





















11月16日(日)「各駅停話:朝日新聞青梅線特集と西立川駅発車メロディ」 11月8日(土)から、朝日新聞夕刊で連載されている『各駅停話』はJR青梅線の話題となりました。 11月19日に青梅線は開業120周年を迎えるということで、その関係もあるかも知れません。 そして昨日11月15日は、我が大野耳鼻咽喉科の最寄り駅である牛浜駅でした。 福生市は、市の1/3近くを米軍横田基地が占めています。 今回は米軍ハウスの話題で、下に載せてみます。 現在電車通勤をしていますが、西立川駅の発車メロディはなんとも癒される音だと思っていました。 このメロディは長いため、最後まで聴けることはあまりありません。 単にJRが所持しているメロディの一つだと思っていました。 それが、11月10日(月)の西立川駅の話題で明らかになりました。 このメロディは新井由美こと、ユーミンの『雨のステイション』という曲のさび部分でした。 原曲はなんとも間のびしたような、非常にゆったりとしたテンポです。 ♪雨の~ ステイション 逢える気がして ♪いくつ~ 人影 見送ったただろう 癒しというより、けっこう切ない、寂しい曲でした。 曲、および発車メロディはYou Tubeで聞くことができます。 良かったら聞いてみて下さい。 雨のステイション https://www.youtube.com/watch?v=WSSSwJ-6Awk 発車メロディ https://www.youtube.com/watch?v=t0i8ruvZpX4

平成26年11月15日(土)朝日新聞夕刊より


10月24日(金)「舌下免疫療法―シダトレン―について」 (現在は崩壊錠シダキュアへ移行しています。令和3年3月現在の状況について修正しました )

スギ花粉症に対する舌下免疫療法の治療薬シダトレンが、平成26年10月8日に発売されました。 その後崩壊錠であるシダキュアが平成30年6月29日に発売され、同剤へ移行しています。 これは、スギ花粉のエキスであるシダキュアを毎日口腔内(舌下部)に投与することで、体をスギ花粉に慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。 当院では約50例にシダトレン及びシダキュアを投与しその効果を検討したところ、著効(抗アレルギー剤等の投与なく症状がないか軽度)が60.5%、有効(抗アレルギー剤等の投与はしているが、症状が改善している)が36.8%とほとんどの症例で改善しました。 従いまして、例年スギ花粉症に悩まされている方には舌下免疫療法をお勧めすることができます。 まず、スギ花粉症があることを確定する必要があるため、血液検査で確認した後に開始します。 過去に当院で検査した方は不要です。 他院で検査した方は検査結果を御持参下さい。 またスギ花粉が飛散していない時期(6月~12月)に開始する必要があります。 治療方法ですが、舌の下にシダキュア錠を置き、1分間保持した後に飲み込みます。 最初の1週間は初期量、2週目からは維持量の薬を毎日舌下投与します。 毎日シダキュアを欠かさず服用する必要があること、また治療期間としては3-5年かかるとされています。 治療開始後のスギ花粉症1シーズン目より、2シーズン目以降のほうが治療効果が期待できます。 増量期および最初の維持期には2週間ごとの診察が必要で、それ以降は1か月に1度の診察を要します。 薬価は3割負担の方で1日に約30円です。 治療の継続には根気を要することになります。 投与による副作用としては、エキスを投与する舌下部や口腔内の腫脹、かゆみなどがありますが、アナフィラキシー等の重篤な副作用の可能性もあるため、初回投与は医院で行い、30分間異常がないことを確認して帰宅して頂きます。 また、スギ花粉症患者の多くが反応するヒノキ花粉や、ハウスダスト、ダニなどの抗原に対しては効果が期待できません。 シダキュアの投与はできれば年以上、毎日行って頂きます。 3~5年間行えば、治療をやめても効果が長く持続します。 効果のある方には4~5年の継続を勧めます。 そこで終了しても効果は持続しますが、終了して何年も経過するとまた症状が出現することがあります。 再度1~2年間の舌下免疫療法を行うと、同様の治療効果が期待できます。 シダキュア投与の適応となるのは以下の条件を満たす方です。 ・約5歳以上。 ・重症の気管支喘息、重症の心疾患、重症の呼吸器疾患、重症の高血圧ではない。 ・高血圧に対してベータブロッカーという種類の降圧剤を内服していない。 ・癌の治療をしていない。 ・免疫不全などの病気に対して免疫抑制剤を内服していない。 ・(女性の方)妊娠中、或いは授乳中ではない。 シダキュアの投与をご希望の方は、以上の内容を理解された上で、御来院下さい。 これらの点をご了解の上、治療を受けられるようお願いいたします。



9月10日(水)「オスプレイにさわってきました」

H23.8にも横田基地の友好祭について記載しましたが、昨年は経費節減の理由とかで行われませんでした。 ことしは2年ぶりに、例年の8月ではなく、9月6日(土)、7日(日)に開催されました。 いつもは閑散としている青梅線牛浜駅ですが、この2日間ばかりは大混雑です。 今回はオスプレイが来るということで、休日診療をしていた9月7日(日)の診療後に行ってみました。

予想通りですが、行ってみるとすごい人です。写真の奥の方に飛行機などが展示されているので、歩いていって見たのですが・・・ なかなかオスプレイは見えません。 基地の人に尋ねてみると、もう少し先にありますということでした。 ずいぶんと歩かされました。そして・・・

あった。ありました。オスプレイです。 しかも、近づいていくと自由にさわることもできました。 こうなると敵視されているオスプレイにも親近感がわいてしまいます。












私の手です
















機体後方からは見物人が中へ















沖縄の基地問題やオスプレイなどでぎくしゃくしている日米関係ですが、それを緩和させるかのような今回の横田基地友好祭だったのでは、と思わされました。



8月28日(木)「沖縄の海水浴場事情」

大学病院にいた頃、もう20年以上前のことですが、3ヶ月間石垣島で過ごしたことがあります。 当時は暇な時間があると、リーフのある海岸に行ってはシュノーケリングで熱帯魚を眺めていました。 以来、南の海に行ったときには、熱帯魚を眺めて過ごすのが楽しみになっています。 この8月末の休みに沖縄本島へ行ってきました。 本当は石垣島に行きたかったのですが、予約したのが遅くなってしまい、飛行機がとれませんでした。 今回の旅行では2日間熱帯魚のいる海岸をめざして行動しました。 まずは滞在したホテル前にある美々ビーチという海水浴場です。 見てみると、遊泳できる範囲はブイに囲まれたごく狭い範囲です。 とても熱帯魚がいる様子ではなかったのですが、シュノーケルは初めての娘がいたので、ここで練習してみようと行ってみました。

ホテルから見た美々ビーチ




















砂浜でシュノーケルの準備をしていると、監視員から「ここはシュノーケルが禁止になっています」を注意されてしまいました。 プールならともかく、海でもシュノーケルが制限されているとは少し驚かされました。 仕方なく、ガイドブックやネットの情報を頼りに、本島南部でやや東よりにある新原(みーばる)ビーチをめざしました。 駐車場の入り口で、シュノーケルはできますか?と訪ねると、「たぶん大丈夫だと思いますが、ビーチで聞いてみて下さい」というなんとも不安な返事でした。 でも行ってみると、ここは仕切りがなく、シュノーケルをやっている人が見られました。 この日はここで泳ぐこととしました。

新原ビーチ




















これまでの少ない経験からは、リーフの内側の浅いところでも岩場のあるところに熱帯魚が集まっています。 沖合を見ると、斑に黒っぽく見える部分があり、これはいそうだと思って入ってみました。 けれど、その黒く見えたのは岩場ではなく海草で、熱帯魚の姿はありませんでした。 写真に写っている砂浜近くの岩場に行ってみると、いました。 いわゆるエンゼルフィッシュといった感じの熱帯魚が2匹見えました。 さらに石垣島などでもよくいたロクセンスズメダイ、ルリスズメダイなどが見られました。 近くにいた人が、「この岩場の左奥の方にいますよ」と教えてくれ、行ってみるとやや深めの海草が茂っているところでけっこうな数の熱帯魚を見ることができました。 この日はこれで満足して戻りました。

翌日は、本島東側、橋でつながる島にある伊計ビーチをめざしました。 ここは岩場で囲まれており、水もきれいなので期待していました。 ところが行ってみると、やはり遊泳スペースはブイで狭いスペースに仕切られています。 しかも入り口で聞いてみるとシュノーケルをやるにはライフジャケットが必要と言われました。 あまり希望が持てず途方に暮れましたが、地図を見ると近くに別のビーチがあるので行ってみることにしました。 伊計島の少し先に大泊ビーチというのがありました。 車を走らせると看板に『シュノーケル可』と書いてあるではないですか。 行ってみました。

大泊ビーチ




















やはり遊泳スペースは仕切られていましたが、比較的広く、入り口の人に聞くと魚もいるということでした。 じゃあここで、ということで海に入ってみると・・・ ここはすぐに足が立たなくなるほど深くなっていて、ともかく水が澄んでいて、そして、すぐに魚が見えました! すぐに家族を呼んで一緒に入ってみると、岩場には熱帯魚の水槽を見ているかのごとく、たくさんの熱帯魚がいました。 ニモ(クマノミ)にもすぐに出会えました。 入り口では魚用のソーセージをくれるので、ほぐしてみると、おびただしい数の熱帯魚が目の前に集まってきます。 こうして餌付けされているのも、熱帯魚が集まっている理由かも知れません。 深いのでライフジャケットを借りましたが、海中の別世界を堪能してきたのでした。 水中の写真を取る機材は持っていないので、載せられないのが残念です。 ところで、これら沖縄の海水浴場では海にはいるのに入場料を取られたりします。 最初の美々ビーチは駐車場500円で、シャワーを利用するときに400円でした。 新原ビーチは、シャワー込みで一人300円。 伊計ビーチは海水浴400円、入場料200円(泳がなくても取られます)。 大泊ビーチは一人500円(シャワー込み)取られました。 要は、ビーチによってまちまちなんですね。 行ったあとになって大泊ビーチに関してネットで調べてみると、なんでも地元と外部の管理者が混在していて、徴収される額に差があるということでした。 のんびりした感じのところですが、ゴタゴタがあるようです。 ちょっと後味悪く感じました。 けれど、また来年も訪れたい、という気持で帰ってきました。 娘もシュノーケルにすっかりはまってしまいました。 なお載せた写真は私がスマホで撮ったものです。 幸い好天の日々でした。



7月28日(月)「世界遺産白川郷と近隣の観光地へ」

7月の連休ですが、白川郷から高山、上高地と巡ってきました。 現在自宅にアメリカはアイダホ州からの留学生が来ています。 彼女に日本の観光地へ案内する目的で、このような計画を立てました。 私自身、白川郷は初めてでした。 どこも人が多く集まるところですが、アクセスする道路から、トイレや休憩所などの設備を含めてよく整備されていて快適でした。 さすがに日本を代表する観光地でした。




6月24日(火)「一の倉沢へ」

10日ほど前になりますが、6月15日に一の倉沢へ行ってきました。 昨年8月の日記に書いたとおり、股関節を痛めてしまって一時期はもう山歩きなどできないのではないかと絶望していました。 痛みはだいぶ和らぎ、なんとかまた行ってみたいと思っていた一の倉沢をめざしました。 一の倉沢は、谷川岳ロープウエイの駐車場から徒歩で1時間弱、約3.5kmの道路を歩いていきます。 数年前までは車で行くこともできましたが、その後自然保護の観点から車輌乗り入れ禁止となっています。 今年は歩くことが困難な老人や幼児のために、無料の送迎電気バスが走っています。 我々はそれに乗るわけにもいかず、歩いて行ってきました。 出だしのカーブ3つほどは急坂ですが、その後はなだらかな歩きやすい登りとなります。 もともと舗装された車道ですから、歩くのは容易です。 皆さんはあまり好まれないと思いますが、私は6月が好きです。 雨は多いもののまだそんなに暑くなく、またこの梅雨時期の晴れ間はとても気持ちがいいです。 日中の時間が長いのもこの6月です。 この時期はエゾハルゼミの合唱を聴きながらの散策です。 真夏を前に合唱するエゾハルゼミの鳴き声がまた大好きです。 痛みを感じることもなく無事一の倉沢に到着しました。 谷川岳連邦から流れ下る沢のうち、もっとも大きな流れと峡谷を形成しているので一の倉沢と名付けられたそうです。

残念ながら写真では伝わらないのですが、目の前に迫り来る、氷河を抱いた谷川岳の岩肌の迫力はすごいものがあります。この時期でもまだ雪渓が残っています。












ちょうど雪渓の切れ目から川の水が流れてきていて、そこに立ってみると天然クーラーどころか、天然冷蔵庫といった、ヒヤッとした冷たい風を体に感じることができます。






















ごった返すこともないこの一の倉沢、お勧めスポットです。 5月25日(日)「におい(嗅覚障害)について」

私はどうもにおいに敏感なようです。 最近では、先日購入して履いている革靴のにおいが気になって仕方がありません。 靴をおいてある部屋に、靴のにおいが充満しているような感じです。 同じ部屋に入ってくる人に聞いても、あまり気にならないといいます。 大学病院勤務の頃にも、ある外勤先の外来で器具の消毒にクレゾールを使っており、その病院を出てからずっとクレゾールのにおいが体に染みついて気になっていました。 夜風呂に入らないとにおいから解放されませんでした。 そのことを当時の同僚に聞いてみても、気にならないよ、ということでした。 別の話ですが、ときどき変なにおいの尿が出ることがあって、 腎臓の調子でも悪いのかと思っていました。 たまたまネットで目にしたのですが、アスパラガスを食べると特有のにおいのする尿が出ることを知りました。 すると、アスパラガスを食べたあとに尿からそのにおいを感じ、一つの心配事が解決しました。 ところが、家族に聞いてみても誰もそんなことはないというのです。 どうやら、このにおいをかぎ分けることができるのは5人に1人ぐらいの人だということです。 実は私は『味音痴』で、例えば米(ご飯)がおいしいとか、まずいとかの感覚があまりありません。 まったく差を感じない訳ではありませんが、ご飯は基本的に一様に感じています。 人に二物を与えずではありませんが、私の場合はにおいに敏感なことを与えられたようです。 さて、耳鼻咽喉科ですので嗅覚障害について少し触れておきます。 感冒による鼻炎でにおいがわからなくなると風味もなくなるため、味もわからなくなったと訴える患者さんが多くいます。 これはにおいが改善すれば、味も自然に戻ってきます。 多くは鼻炎が治ればにおいも戻ってきます。 しかし、嗅覚障害が続く場合には放置しておくとそのままにおわなくなってしまうことがあるので注意が必要です。 例えば鼻腔ポリープが充満しているとか、レントゲンで副鼻腔炎があるなどの場合は、その治療で嗅覚障害の改善されることが期待できますが、そうでない場合は薬物療法を行います。 特効薬的なのがステロイド点鼻(液体)です。 においを感じるところは鼻の上の方にあります。 そこに薬がしみ込むように、懸垂頭位(仰向けになってさらに肩下に枕を入れるなどして頭を低くする姿勢)をとって点鼻を行い、5分ぐらいそのままでいます。 これを1日に2回施行します。 その他には、ある種の漢方薬(当帰芍薬散)が嗅覚障害に有効だとされています。 患者さんの状況によってこれらを組み合わせて治療していきます。 においを感じなくなったら、早めに耳鼻科にかかって治療を開始されることをお勧めします。



4月26日(土)「職員の入退職」

今年の花粉は少な目でほぼ終息を迎えています。 2月は大雪、3月は花粉の飛散量が少なかったため、例年よりやや来院患者数は少な目でした。 逆に例年4月になると、患者数が減って一段落するのですが、今年は違うようです。 連日多くの患者さんがいらして混んでいます。 日中は暖かくても、朝晩冷えることが多く、寒暖差が激しいため風邪を引く患者さんが多いからではないかと考えています。 忙しいまま連休前後の混雑を迎えてしまいました。 そんな折ですが、実質今月(有給休暇の消化のため)で、一人職員が退職することになりました。 替わって、新しい職員が来ております。 今夜は歓送迎会を予定しているところです。



3月27日(木)「最近のリニューアルと今年のスギ花粉」

開業して8年目、開業時から使っていたものなどそろそろ交換の時期となったものがあります。

これは、鼻鏡や耳鏡といった硬性器具を滅菌するオートクレーブの器械です。 開業当時は資金節約のため中古品を使っていましたが、エラーが表示されたりしていたので新品に買い替えました。 現在の設定では121度の高圧蒸気ですから、完全な滅菌ができます。

こちらは予約(順番取り)システム「アイチケット」の端末機です。 ご承知ように、Windows XPのサポートが終了となることと、前の機種は動きが大変遅かったので思い切って買い替えました。

おまけですが、キッズスペースにあるおもちゃです。 開業時からある左のおもちゃは3代目です。 この度、くもんが出している右の「くるくるチャイム」を加えました。 うちの長男が20年以上前の赤ん坊の頃夢中になって遊んだおもちゃの新しいバージョンです。最近リニューアルしたものでした。 ところで今年のスギ花粉ですが、昨日までの東京都のデータ(青梅)では、このように昨年よりはるかに少ない飛散です。 そろそろ桜の見頃になる時期です。 スギ花粉はもう終わりが近づいています。

全般的には軽めの症状である患者さんが多いのですが、中には「今年はひどい」とか、「薬が効かない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。 人それぞれだと思いました。 今月はこのへんで。


2月21日(金)「さらに記録的な大雪:2.14豪雪」

皆さんご承知のように、今から1週間前の2月14日(金)に前回をさらに上回るような大雪が降り、いまだに孤立した集落が残るなど後遺症が続いています。 この日、こちら福生市では50cm位の積雪となりました。 近所のベランダのひさしやカーポートの屋根が潰れる被害が見られました。 もう完全に災害だったといえます。 2014年2月14日の記録的で甚大な被害をもたらした大雪ですから、「2.14豪雪」とでも名付けたらどうかと思っています。 2月15日(土)の朝は、車を出すこともできず、歩いて医院までやってきました。

家を出ると、人が歩いた足跡を辿って歩き、通りでは少ない車が通ったわだちを歩いてきました。 歩道なんかとても歩ける状況ではなかったからです。 その時の様子を撮っておいたので載せておきます。 雪が好きだったと言っておりましたが、さすがに今回でこりごりです。 もうこんな雪を経験することはないと思っておりますが・・・。 家を出ると人の歩いた跡を辿ります。 車は完全に埋もれています。





福生駅前近くやなぎ通りです。 奥で車がスタックする中、 人々は道の真ん中を歩いています。 特異な光景でした。













裏通りはこんな有様でした。 人が膝上まで雪に埋もれ、 歩くのはやっとでした。













メディカル・ビーンズも雪に埋もれています。
















帰りに見た福生西口通りです。 近隣の人たちが総出で雪かきをしていました。













2月13日(木)「東京で経験する生涯一の大雪」

これまでも雪の話題を何度か書きましたが、2月7日(土)の大雪はすごかったですね。 東京都心では45年ぶりとなる、27cmの積雪を観測しました。 この日は未明から雪が降っていて、朝医院へ来る時点ですでに5cm以上は積もっていたと思います。 さすがに来院患者数は少なくて、いつもの半分ぐらいでした。 16時頃には20cm位の積雪となっていて、家の前の道路の除雪をしたのですが、むしろそれからが降雪のピークでした。 今回の雪は強い寒気を呼び込んでおり、 東京都心を含めて氷点下の気温でした。 これが積雪量の多くなった要因です。 夜になり外に出てみてその積雪量に驚きました。 40cm以上は積もっています。 その時の周囲の状況を写真で撮ってきました。


安倍さんも寒そうに空を見上げています。 この屋根に積もった雪のすごいこと。














車もこんな状況で、このままでは 出すことができません。














通りの様子ですが、とても東京都内とは思えない光景でした。














45年前というと、自分が幼児の頃ですがその大雪のことをかすかに覚えています。 道路にも雪が積もって車がノロノロと走っていたこと、そしてトタンでできた駐車場の屋根がつぶされ、車がその下敷きになっていました。 記録を見ると、これは恐らく昭和44年3月12日東京で30cmの積雪を観測した日だと思います。 今回福生で経験した雪は、その時を上回る積雪でした。 翌朝、近所の人に混じって雪かきをしました。 73歳になる近所の方ですら、生涯で一番の積もり方だと話していました。 たぶん、自分にとって東京で見る生涯一の大雪だっただろうと思っています。



1月13日(月)「待合室の椅子を修理しました」

開業から約6年半が経ちました。 待合室の椅子は汚れてきて、一部穴があいてしまっていたので修理か買い替えを検討していました。 開業時にこの椅子を購入した業者に連絡すると、「修理はやっておりません」というつれない返事でした。 ネットで調べてみると表面の張り替えはけっこうお金がかかるようで、それなら新品に買い替えたほうがいいかと思っていました。 開業時に世話になった方へ相談してみると、修理をしてくれる業者を紹介してくれるとのこと。 さっそく見積もりに来てもらうと、「そりゃ買い替えよりは安く上がりますよ。」と言われ、お願いすることにしました。 すこしイメージチェンジのため、色もクリーム色から若草色に変えることとしました。 同時に損傷していた台座の部分も修理してもらいました。

これがビフォーアフターです。


損傷していた台座の部分はこうなりました。 他の台座部分もきれいにしてれたようです。


修理に要したのは中2日です。 その2日間は代替の椅子を使わせてもらいました。 すこしたばこ臭かったですが・・・支障はありませんでした。

買い替えても差額的にはそれほどもなかったかも知れませんが、もともと採寸して作成した椅子でしたし、もし買い替えとなるとこれだけの粗大なゴミとなってしまいます。 物を大事に使っていくという観点からも、修理にして良かったと思います。 おかげさまで、待合室も明るくなったようですね。


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